■まぜこぜトピックス2020
2/22 子どもの居場所を考えよう!in藤沢
◀2019年1月からパルシステム神奈川ゆめコープ「市民活動応援プログラム」より助成金を受けて「未来食堂」などの事業に取り組みましたが、2020年も上記シンポジウムの開催、米作りなどの事業を申請して助成金を得ることができました。
2月22日(土)Fプレイスで行われた「子どもの居場所を考えよう!in藤沢」は、私たち湘南まぜこぜ計画が運営する寺子屋ハウスに、長後こども食堂、自由創造ラボたんぽぽ、湘南台高校が後援団体かつ実行委員会として準備を担い、当日の運営もこれに20代の若者はじめ有志が加わって開催された。
既存の団体による組織的な取り組みでない分、新型コロナウィルスによる自粛ムードも影響したかも知れない。約120名の参加者でホールを埋めることが出来なかったのは残念だったが、回収されたアンケートからも子どもたちの思い、アイデアに大人たちが応える企画への評価は高く、分科会まで熱いディスカッションが繰り広げられた。
公募で参加した小学生たちと普段は寺子屋ハウスに来ている小中学生たちが、現役小学校の佐久間先生とつるの剛士特別講師に問いかけられ、自分たちの欲しい空間、時間をさまざま表現して、大人たちへの自由で素敵な宿題がたくさん並べられた。それに加えてつるのさんが会場まで意見を求めて足を運び、全体がセッションに引き込まれていった~♪
セカンドセッションでは、子どもの宿題に応えようとすでに動き始めている元気な大人たちの真剣トーク。
最後、居場所づくりをもっと深めたい分科会Aには、長後こども食堂、たんぽぽ、寺子屋の実践者たちと向き合う参加者のみなさん。分科会Bは、先生や市の職員、児童クラブ職員などが集まり、子どもたちのためにどうやって繋がっていくのか個人として語り合う場として設定された。
回収したアンケートからは、「自分で何らかの形で居場所づくりをやっていきたい」13名、「まずはどこかの居場所に見学や体験で参加してみたい」8名、「ご近所や友人らとどんな居場所が作れるか検討したい」12名との表明がされており、私たちだけでは、まだまだ未熟で課題もたくさんあるが、新しい仲間を加えて、次なる事業計画を進めていきたい。
■まぜこぜトピックス2019
11/13高校の授業にて、NPOの活動に対する寄付を受けるために高校生を相手にプレゼンテーションをやりました♪
高校生たちはグループに分かれて、5分間プレゼンをした三つの団体に対して一人当たりの仮想所持金1000円をどう配分するか…真剣なディスカッション~そして、なぜその配分にしたか発表~すっごく興味深く楽しかったです☆
神奈川県NPO協働推進課が、県下の高校2校の授業で実際にNPO団体を呼んで、どの団体にお金を出すか「社会課題」や「寄付」について考える授業を設定。湘南台高校には藤沢市内の三団体が招かれたもの。
湘南まぜこぜ計画の寺子屋ハウスでの活動は、高校生に最も近い小中学生の抱える課題、そこへの支援がテーマなので、当然に高校生たちの食い付きは強く、「一緒に遊べる!」「勉強見てあげる」にとどまらず、「寄付でボランティアに支払うことで学生ボランティアが増えるなら活動が継続できると思い」と選択理由を発表してくれた子もいて深く感激!
わずか5分のプレゼンとA4一枚の資料だけで、ボランティアは必ずしも無償ではないということについてまで話が及ぶ吸収の早さ、高校生素晴らしすぎだ~☆
このような授業が県内あちこちで展開出来れば、NPOの側も大いに鍛えられ、社会課題へのチャレンジについても若者が担い手の主力にとって変わる時代がすぐに来るでしょう。
そんな希望を感じることができた授業でした。
NEWS 高校生の授業「寄付の教室」に参加!
※この取組について冊子が発行され、県内高校などに配布予定です。